有機エレクトロニクス研究室

[English]

教授 飯田 和生
iida@elec.mie-u.ac.jp

准教授 松井 龍之介
matsui@elec.mie-u.ac.jp

准教授 青木 裕介
yaoki@elec.mie-u.ac.jp


有機エレクトロニクス研究室ホームページ(工事中)

プラスチックやゴムなどの有機高分子材料は現在、 私たちの生活に必要不可欠なほど様々な用途に用いられています。 電気・電子材料としては、導電性、絶縁性、熱伝導性、断熱性などの機能が要求されます。 私たちは高い機能性材料の実現を目指して、 有機材料と無機機能性材料の複合化材料の研究・開発を行っています。

1. 複雑系としての複合体の電気物性の評価とその応用
複雑系としての有機―無機複合体の電気伝導機構をパーコレーション理論と カーボンブラック粒子間のトンネル電流を基に解析し, 複合体の組成及び固体状態と抵抗率の制御を行い、 固体高分子型燃料電池用エラスティックセパレータ、 ガスケット材料への応用に関する研究・開発を行っている。

2. ポリジメチルシロキサン系有機―無機ハイブリッド材料の機能化
ゾルーゲル法により作製されるポリジメチルシロキサンとSi、 Alなどの金属アルコキシドからなる有機―無機ハイブリッドは、柔らかくて、伸びて、耐熱性があり、 耐久性が高いことから、電気電子材料への応用に高いポテンシャルを持っている。 有機−無機ナノハイブリッド材料の有する耐熱性という特徴を活かして大型回転機絶縁、 電気自動車のパワー制御ユニット放熱用の高熱伝導率弾性材料の研究・開発を行っている。

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