エネルギーシステム研究室

教授石田宗秋（制御システム）
ishida@elec.mie-u.ac.jp

准教授山村直紀
yamamura@elec.mie-u.ac.jp

エネルギーシステム研究室ホームページ

エネルギーシステム研究室は，昭和60年代から「電力工学」分野の主要研究課題となっているパワーエレクトロニクス技術を基盤に，エネルギーの重要性がますます高まってきたことを背景として，省エネルギー・エネルギーの有効活用を目的に平成９年に新たに誕生した比較的新しい研究室です．当初は「電機システム」と共同運営されていましたが，平成14年４月より「制御システム」と共同運営を行うこととなり，現在に至っております．エネルギーシステム研究室では，・・・．

１．自然エネルギーを利用した高効率な発電システムの開発に関する研究
　時々刻々変動する風力や太陽光エネルギーなどの自然エネルギーを有効に活用するための電力変換器並びに高効率発電制御法に関する研究を行っています．現在はもっぱら数100Wクラスの風力発電装置を用いた，小型風力発電システムの高応答制御，高効率化について研究を行っています．

２．太陽電池の電気的等価モデルの検討
　自然環境に左右されない太陽光発電システムの検証のため，太陽電池の電気的等価モデルの構築，およびその実装方法についての検討を行っています．

３．SRMを用いた発電システムの検討
　同期機や誘導機などの既存の発電機を用いない，新しいモータを利用した発電システムの可能性についての検討を行っています．

４．アクティブフィルタに関する研究
　パソコンやエアコンなどの電子機器が一般家庭に普及するにつれ，それらのが発生する高調波の抑制が必要となってきています．そのため，オフィスや家庭などを対象とした，電磁ノイズや電源高調波電流の抑制を目的としたアクティブフィルタの研究を行っています．

５．インバータ駆動交流電動機システムの研究
　電気自動車への適用を見据え，永久磁石同期電動機などの高効率モータを位置センサレスで高効率かつ安定に始動・駆動を行うシステムの開発に関する研究を行っています．また電源となるバッテリの消費電力を押さえるための制御法についても研究を行っています．

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